【東京都港区】《広尾稲荷神社》は知る人ぞ知る強力パワースポット!黒龍がいる?!その御利益やアクセスなど紹介!

『広尾稲荷神社』を知ったきっかけは、

確か「金運のあがる神社 東京」とかで調べていたい時だったと思います。

多分、小さい神社なので知らない人の方が多いと思います。

でもここは、超絶パワースポットです。

最近都市伝説系youtuberの人が紹介した事でその噂は広がってきましま。

「龍」のいる神社としても有名です。

『小網神社』も凄く小さい神社ですが、いまや平日でも行列のできる人気神社になりました。

『広尾稲荷神社』も、じわじわと人気になっていくような気がします。

行列が出来る前に、是非一度訪れてみて下さい。

◆広尾稲荷神社はどんなところ?

旧社格は無社格で、

広尾の鎮守。

別当寺「千蔵寺」を担っていたため、「千蔵寺稲荷」と称されました。

「千蔵寺」は現在の麻布保育園付近(港区六本木5)にあった寺院です。

明治30年(1897年)に川崎に移転しました。

明治42年(1909年)、社号を現在の「廣尾稲荷神社」に改称しました。

①御祭神

宇迦魂之命(倉稲魂命)

②御由緒(歴史)

慶長年間(1596年〜1615年)に創建されました。

徳川第二代将軍秀忠公の勧請と伝えられています。

秀忠が鷹狩をした際に当地に立ち寄り、稲荷神を勧請したそうです。

麻布御花畠富士見御殿の鎮守でした。

この頃、麻布・広尾周辺は萩の名所でした。

当社の俗称「ハギナメ稲荷」は、可憐な萩が地をナメルように咲き乱れていた事によるそうです。 

古くは「広尾原」と呼ばれるほどの広大な原野でした。

この広大な原野から「広野」と呼ばれていましたが、

そこから転じて「広尾」になったと云います。

⑴徳川秀忠

徳川家康の三男で、三代将軍徳川家光の実父。

大御所となり実権を握った家康と共に、武家諸法度・禁中並公家諸法度などの制定に努めました。

  

③境内には何がある?

⑴鳥居

昭和15年(1940年)に建立されました。

⑵社号碑

「廣尾神社」の文字がありますが、

昭和42年(1909年)2月22日、現在の「廣尾稲荷神社」に改称されました。

「廣」が使われたり、「広」が使われたりします。

⑶常夜灯

鳥居と同じ、昭和15年(1940年)に建立されたものです。

ここまで大きい常夜灯を設置してある神社は珍しいと思いました。

1.常夜灯とは

一晩中つけておく明かりを意味し、夜道の安全のため設置されました。

現在の街灯の役目を果たしていたと云います。

⑷狛犬

狛犬の台座には、「皇紀2600年記念」の文字がありました。

昭和15年(1940年)に、初代天皇である神武天皇即位2600年を祝った行事の記念です。

色々な神社の狛犬を観察していると、

体型もさまざまです。

広尾稲荷神社の狛犬は、珍しく細身の狛犬です。

少し、三峰神社の狛犬と似ていました。

向かって右が阿型、左が吽型です。

⑸井戸

大臣認定の津田式ポンプです。

都内ではあまりみかけないです。

⑹手水舎

こちらの手水舎は、昭和15年頃の築です。

⑺社殿

木造明神造り。

明和元年(1764年)に社殿の造営が行われました。

弘化2年(1845年)に青山から麻布一帯を焼いた青山火事によって社殿が焼失しました。

弘化4年(1847年)、社殿が再建されました。

その再建された江戸時代の拝殿がそのまま現存しています。大正12年(1923年)関東大震災によって本殿が著しく破損してしまいました。以前は火災対策のため土蔵造りの本殿だったそうですが、再建をする事となりました。
大正14年(1925年)木造にて本殿が再建されました。
昭和15年(1940年)、境内整備が行われ、鳥居、社号碑、常夜灯、手水舎、そして参道なども整備されました。同年に、三基の庚申塔を社殿裏側道路に移しました。

昭和20年(1945年)の東京大空襲では戦火を免れました。

昭和61年(1986年)に社殿の屋根葺替工事

が行われました。

⑻御神体

木造翁の立像。

⑼富士見稲荷神社

太平洋戦争後に、現ドイツ連邦大使公邸地内に鎮座していた富士見稲荷の御神体が、当社本殿に合祀されました。富士見稲荷神社については、「文政寺社書上」に不思議な石降りの話が記載されています。新しく造り直されながらも、古いものもちゃんと残していたので、その場の気が良い感じがしました。

後ろにある奉納されたお稲荷さんは、手前のものよりも古そうでした。

⑽庚申塔

境内の脇には、

港区指定有形文化財の庚申塔があります。

庚申塔とは、江戸時代に流行った民間宗教で、

東京の色々な神社で見かけられます。

広尾稲荷神社でも、三基の庚申塔が置かれています。

中央は元禄3年(1690年)、左は元禄9年(1696年)、右は年代不詳ですが、他の二基よりも古い可能性があるとされています。

私は最初広尾稲荷を訪れた時、この庚申塔に気付かずに帰ってしまったので、

分かりにくいですが、こちらも是非参拝されて下さい。

 

(11)社務所

10:00〜

御守りなど販売品が少ない印象を受けました。

昭和57年(1982年)に社務所が改築されました。

(12)天井黒龍図

拝殿の天井には、日本最初の洋画家と呼ばれる高橋由一が描いた墨龍画がある事で知られています。

青山火事が起きた弘化2年(1845年)に

20歳前後だった由一が描いたもので、その後に洋画家となったため、

この黒龍画が日本画として最後の大作とも言われています。

当社の拝殿天井に由一が墨龍画を描いた理由は、当時、由一が仕えていた堀田摂津守の下屋敷が当社と隣接していたからだそうです。

ちなみにこの天井画は、社務所の方に言えば見せて頂けるそうです。

1.高橋由一(たかはしゆいち)

日本で最初の洋画家とされ「日本近代洋画の祖」とも云われる人物です。

代表作は、重要文化財「花魁」や「鮭」などがあります。

(13)記念碑

参道脇に、色々な記念碑が設置されていました。

詳細は不明ですが、

多くの人達から崇敬され、古くからこの土地に根付いてきたと感じさせられます。

(14)御神木

御神木は、大きな銀杏の木です。

この木も、弘化2年の大火で樹齢500年だった銀杏も被災して樹幹内部が焼かれましたが、外皮のみの状態で再生し、今なお現存しています。

◆御利益は?実際に御利益はあった?

①広尾稲荷神社の御利益

商売繁昌、五穀豊穣、火伏の御利益がありますが、

特に、商売繁盛の祈願で訪れる人が多いそうです。

②実際に御利益はあった?

広尾稲荷神社を訪れたとき、一緒に赤坂氷川神社や日枝神社、大國魂神社などに行ったため、

どの神社の御利益か混ざっている可能性はあるのですが、

沢山お金を稼がせてくださるというよりも、

その人が望む方向に導いてくださるという感覚を受けました。

そして、そのための元気やパワーを与えて下さいます。

1回行っただけでも強力だったので、

何度か参拝した方が更なる御利益があるんだろうなと思いました。

強力さは、時には貴女にとって不要なものを排除することもあります。

不思議と、しがみついていた人間関係がその後疎遠になりました。

それも全て、貴女のためにそうして下さっていると信じて進んでみて下さい。

◆イベントや行事は?

①例大祭

9月15日前後の土日に行われます。

御神輿が練り歩くそうです。

中祭が5月5日です。

◆見どころは?

①天井黒龍図

拝殿の上にあり、普通に参拝しただけでは気付かないと思います。

私も最初に参拝した時、それに気付きませんでした。

なかなか見れない場合には、社務所でお願いすると見せて下さいます。

ちなみに社務所は10:00〜なので、あまり早く行きすぎると開いていないので注意して下さい。

 

②超パワースポットの空気感 

風水で言うと、広尾は、

富士山から渡ってくる龍の通り道、”龍道”だそうです。

西洋のエネルギーが行き交い、龍の神様がお通りになる広尾は、

超のつくパワースポットと言えます。

小さくて、素朴な、

一見何も特徴のない神社なのですが、

その強力な御利益はあなどれません。

③北北西に向かっている

こちらの広尾稲荷神社は、

社殿が北北西に向かっているそうです。

よく、北向きのお稲荷様・お地蔵様・観音様は御利益があると言います。

ただし北向きのお稲荷様は、

願い事も叶いますが、祟りも強いそうです。

良くも悪くも強い神社といえます。

強い神社として同じ東京都港区で有名なのは、

「怖い」と検索すると出てくる『赤坂氷川神社』です。

ここも、良くも悪くも強い神社になります。

赤坂氷川神社の記事はこちら

◆御朱印は?神紋は?

①御朱印

初穂料:300円

広尾稲荷神社でいただける御朱印は1種類のみです。

書き置きになります。

②神紋

右三つ巴です。

拝殿の屋根、手水舎の屋根、神輿庫にも右三つ巴の神紋があります。

◆住所、電話番号、アクセスは?

①住所

東京都港区南麻布4-5-61

②電話番号・FAX   

電話番号→03-3444-3467

FAX→03-3444-3560

③電車で

東京メトロ日比谷線広尾駅から、徒歩2分ほどの場所にあります。

近所の人が、駅に向かう途中でお参りしている姿を見かけたので、

駅からのアクセスがとても良いことが分かります。

広尾駅出口1(有栖川公園の記載があります)から地上に出て下さい。

出てすぐ左側にパン屋さんがあります。

信号を渡って、すぐ先に見えるY字路を右に進むと、

大きな建物の先に鳥居が見えてきます。

④車で

広尾稲荷神社には、参拝者用の駐車場がありません。

しかも、通りが狭く、一方通行のため、

車で来るよりも電車をおすすめします。

有料駐車場も、歩いて10〜15分の所にしかありません。

https://toku-p.earth-car.com/parking-search/35.65043480000001-139.72361030000002-16/%E5%BA%83%E5%B0%BE%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE

◆どんな人におすすめ?

①今の状況を大きく変化させたいけれど勇気がない人

広尾稲荷神社は、「良い方向に大きく変化させる」というようなエネルギーを感じました。

それは、その人が辛い事だとしても、

そこを通らないと目的地に辿り着けない、という事を教えて下さいます。

自分では怖くて行動出来ない人は、是非広尾稲荷神社を訪れてみて下さい。

比較的すぐに、強制的に変化が起きている事を実感出来ると思います。

 

②元気が欲しい人

ここは、前述したように、

良くも悪くも強い神社に入ります。

でも、悪い雰囲気はなかったので、

貴女が良い姿勢で参拝すれば、

良い雰囲気で迎えて下さると思います。

③龍神様に御縁のある人

「龍のいる神社」で検索すると、

例えば東京都内で有名な所だと「田無神社」「品川神社」などが出てきます。

このように、龍のいる神社は決まっています。

そして、龍のいる神社になんとなく御縁がある人もいると思います。

そういう方にはおすすめですし、

あまり有名ではないけれど絶対に行くべき神社です。

◆まとめ

広尾稲荷神社、如何でしたでしょうか?

有名ではなく小さいけれど、

超絶パワースポットです。

ただ、怖いくらいのパワースポットになるので、

本当に自分の人生変えたい人、良い人生歩みたい人だけ参拝されて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です